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【1分で読める】新型コロナの影響で、世界の不動産投資が減少傾向

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【1分で読める】新型コロナの影響で、世界の不動産投資が減少傾向

新型コロナの影響がとどまるところを知らない。

世界の経済状況が悪化するなか、世界の不動産業界にも打撃を与えています。

世界の不動産投資の減少率はいかほどなのか――。

今日は、ブルームバーグの不動産投資状況リポートをピックアップ!

世界の不動産投資家たちの動きを確認してみましょう。

世界全体の不動産投資の現状

英サィルズがまとめたリポートによると、世界の不動産投資は上期(1~6月)で前年比33%減少したと発表しています。

最も大きな減少を見せたのがアジア太平洋地域で、45%の減少に転じたとされています。

次いで米州は36%の減少、欧州・中東・アフリカは19%減少とのこと。

いち早くロックダウンを各国が行ったことから、観光業やホテル投資は59%もの減少が見られました。住宅不動産や工業系は比較的安定していたようですが、小売り不動産では41%の減少が見られています。

日本でも住宅系不動産はそこまで大きな影響を受けている様子は見られませんが、やはり宿泊施設やホテルなどは打撃を受けている状態です。

年内の動向と好調な見込みがある分野は?

サヴィルズのグローバル資本市場責任者サイモン・ホープ氏は20日の資料では、年内は投資が「パンデミック前の水準を大きく下回り続ける見通し」だと指摘しています。

とはいえ、投資家による住宅、ライフサイエンス、物流の分野は資産確保重視により一部好調が見込まれるとも発表されています。

REITの記事でもお伝えしたように、住宅や物流系が強いのは世界でも共通のようです。

参照:(c)2020 Bloomberg L.P.


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