岡田 果林

スマホ料金の延滞が銀行融資に関係する!? スマホ、消費者金融、リボ払いの3つの借入には要注意!

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岡田 果林

岡田 果林

- 得意な提案スタイル

ヒアリング重視のライフプランのコンサルタント。

若手ホープの不動産投資アドバイザー、岡田果林(おかだかりん)主任。

不動産投資家の年齢がどんどん若くなってきているいま「投資に興味はあるものの、お金を借りることについては不安」というお客様もいるようです。今回は不動産融資を受ける際には避けて通れない借入(かりいれ)について、気になるお話を伺いました。

投資したくても銀行融資の審査に通らない現実

- 不動産投資を始めたいという若い世代が増えてきているようですが、銀行の融資について不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。そもそも融資が通らなければ始められないですよね

岡田さん

まさしく、不動産投資では、銀行の融資審査に通るか、通らないのか、そこが大きなポイントになります。銀行の融資審査に通らないで断念する方はかなりいるんです。何度もお会いしてお話して、一緒に投資をやりたいと思ってもらったとしても、いざ融資が通って投資がやれるかというと、全員が全員そうではないんですよね。若い世代の方々が将来の自分の人生設計を考えて「不動産投資を始めよう!」と思っても、銀行の融資を受けられないとなると、始めたくても始められないのが現状です。

ある程度いい条件で融資を受けて投資用不動産を持ってこそ、不動産投資の運用メリットがたくさんあるわけで、借入などがあると、話はまた別になってきます。融資してもらえなかったり、融資の条件が悪くなったりする場合もあるんです。そこまでして不動産を持ってもメリットがないケースというのも実際あるのです。融資の条件が悪いとか、今の生活に負担がかかってしまうのであれば持たない方がいいという選択もあるので、そこの判断というのも私たち不動産投資アドバイザーがお手伝いします。

そのときは融資が通らなくて不動産投資を諦めざるえない場合でも「収入が上がったタイミングならまた可能性が出るので、まずはライフプランや収支のバランスを一緒に見直しましょう」というようなアドバイスもさせていただきます。

意外な事実!スマホ料金、消費者金融、リボ払いの落とし穴

- 若い世代であれば、収入も勤続年数も融資条件に満たないことはあるし、ライフスタイルや収支を見直して取り組んでいけば可能性は十分にあるということですね。
気になる「借入」ですが、若くして借入をしている場合というと住宅ローンやカーローンなどでしょうか

岡田さん

住宅ローンやカーローンも一応借入なので、多少影響はします。ですが、住宅や車に関する借入は生活していて普通にあることなので、チェックリストの項目にはありますが、比較的そこまで影響しません。それよりも問題なのは、消費者金融・リボ払い・携帯料金の滞納などです

- 消費者金融での借金が融資審査に影響するのは何となくわかります。クレジットカードのリボ払いも借入と言われればそうですよね。でも、携帯料金の引き落としができないぐらいで大きな影響を与えると思わないのですが……?

岡田さん

携帯料金の滞納が信用情報に関わるかどうかは、携帯契約時の支払いプランによるのです。思いだして頂きたいのは、携帯電話を契約するときに、本体価格がかなり高額のため、分割払いにするケースが多いことです。これは借金の分割払いの扱いになっているんです。

今は誰もがスマホを持っている時代ですが、スマホ自体が高額なのでみなさん割賦で契約しますよね。要は月額の使用料プランに本体料金が組み込まれている。これはある種リボ払いと同じで、信用情報機関からは「借金(借入)」と判断されてしまうのです。

毎月きちんと引き落としがされていれば問題ないのですが、残高が足りなくて引き落としが不能であれば返済遅延ですね。一、二度であればさほど心配することもないのですが、立て続けに遅延したり2.3ヶ月滞納してしまうと、一気に厳しくなります

- ついうっかり、なんてこともよくあるので驚きです。まさか借入とみなされて融資が厳しくなるとは……

岡田さん

スマホの分割払いとクレジットのリボは、若い人は抵抗が無い分、危ないですね。不動産投資ではなく、結婚してマイホームを買うときにも影響しますから。延滞や滞納は今後も大きなローンを組むときに悪い影響しか出ません。信用情報機関によっては数年~十年残ることもあります。そういうケースが少しでもあったりすると、銀行からの心証、信用の見られ方が悪くなったりしてしまうんです。

不動産投資アドバイザーは、融資の申請をする前にその辺りの確認は常に行います。でもスマホ本体価格の分割払い滞納やリボ払いは、気づいてない人も多いです。料金の引き落としができなくても、自宅に支払通知がくればそれを持ってコンビニで支払えば済む話ですから。でもそれが何回か続いたりすると信用情報機関にネガティブな情報として記録されてしまうのです。

不動産投資は若いうちに始めると、将来の展望が描きやすく、メリットも多く享受できるものです。もし、支払いの延滞やクレジットのネガティブな履歴があっても、数年かけて実績を積むことで信用情報もクリアになります。若い世代の方々は、支払い履歴やクレジット情報などを確認して気を付けておくだけでも、融資の扉がグンと開けるようになりますよ。

編集部まとめ

普段何気なく支払い遅延をしているものでも、信用情報には記録されてしまうもの。とくに割賦(分割)契約や消費者金融での借金、クレジットには気を配っておきたいところです。たとえそういう過去があっても、今後遅れずに返済履歴を積んだり完済すれば信用情報もクリアになるので、諦めずに実績を積んでおきたいですね。

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