松村 雄基
不動産投資物件の複数所有はメリット多数!将来の資産形成に欠かせない「節税効果」と「繰上げ返済」のコツ
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松村 雄基
- 得意な提案スタイル
お客様と未来を創造していくスタイル。不動産と付き合う理由を喚起する
アスクルパートナーズの不動産投資アドバイザー、松村 雄基(まつむら ゆうき)課長。松村さんが担当している不動産投資オーナー様は多数いらっしゃいますが、今回はそのなかでも一番お付き合いが長いお客様のお話を聞かせていただきました。
そのお客様は、海外駐在中のサラリーマンながら、10棟という複数の不動産投資を行い、将来の資産形成、老後の収入源、海外駐在員として暮らすリスク回避までしているという、スーパー不動産投資家オーナー様なんだとか。詳しいエピソードをじっくり伺いました。
新卒の駆け出しで担当したお客様、超すごい不動産投資家だった!
- 松村さんは数多く顧客様を担当されていますが、印象深いお客様やインパクトのあるエピソードなどはありますか?
50代前半のお客様なのですが、うちで一度に6件の不動産を購入いただいています。それ以前にも4件の不動産投資をしていらしたので、全部で10件ですね。出会ったのは僕が新卒で入社したばかりの頃ですから、もう8年のお付き合いになります。
- 10件所有ですか……!それはすごいです。それだけ所有していれば家賃収入も大きそうですね
弊社に来られる前に、既に不動産を複数所有しているお客様も多いのですが、そのころ私は新人でしたし、一度に6件もまとめてご購入いただけたのはインパクトがありました(笑)家賃収入などはケースバイケースですから、そのお客様の話と特定しないで頂きたいのですが、弊社がご紹介するようなワンルームマンションを10件所有すると、だいたい月80万円ぐらいの家賃収入ですね。
それを借り入れた融資の返済にどんどん充てていくのです。銀行融資は最初に大きく1回、家賃と返済は毎月繰り返されますよね。わかりやすくお金の流れとして見るとこの図の感じです。
銀行融資を受けて10棟所有していても、ほとんどの返済は毎月の家賃収入がカバーしてくれます。返済と家賃収入のバランスを取れるように最初に計画してあるので、収支トントンという感じですね。家賃が返済分に少し足りなくて給与から数万円補填する場合や、反対に返済しても手元にいくらか残るときもあります。
スーパー「サラリーマン大家さん」の見ている、将来の展望
- 収支がトントンとなると、10棟所有していても"がっぽり儲かる"というイメージではないのですね。このお客様はどのようなライフスタイルを理想とされていらっしゃるのですか
このお客様の場合ですと、現在のお仕事から引退した時には融資分の返済が終わって、40万円の家賃収入が不労所得として毎月入ってくることを目標にされています。「じぶん年金」みたいなものですね。
年齢を考えると引退時点では融資の返済がギリギリ残るのでは……とイメージされると思うのですが、これは繰り上げ返済でクリアされます。
返済期間を短くするために、月々の家賃収入から出た利益、そして税金の控除などで戻ってきたお金を繰上返済に充てていくのです。
不動産投資による税金控除は、高額納税者にとってはかなり大きな節税効果をもたらしてくれますので、繰り上げ返済にも弾みがつくんです。
さらなる秘策「物件の売却」と「万一のそなえ」
- なるほど。大きな節税や繰り上げ返済など、将来のライフスタイルのためにしっかりプランニングされているのですね。ほかにも取り組まれている"秘策"があるのだとか
そうなんです。実は不動産投資家は所有不動産が10件を超えると法人登録が必要となります。会社勤めを続けているこのオーナー様は法人登録は避けたい。つまり、今以上は投資したくてもできないんです。10件のうちの数件を売却するご相談もしており、この売却利益からも大きな繰り上げ返済ができると思います。ネガティブな売却ではなく「次の投資に必要なステップ」という考えです。
業界の動きや所有している不動産の状況などを把握、確認しながら工夫していけば、オーナー様がお仕事を離れる際には融資完済、複数物件から月々40万円前後の家賃収入を得られるプランニングを行いました。
しっかり個別相談をくり返し、お客様の夢をよりよく実現するために、不動産投資アドバイザーとして二人三脚で取り組ませていただいてます。
同じ収入を得ているサラリーマンでも、こうした不動産投資を知っているか知らないかで将来の資産形成に大きな差が出ると思います。お客様に合わせた投資方法やライフプランニングを行うので、身構えずにご自分の夢を存分にお話しいただくところからスタートしてもらえればと思っています!複数所有のご提案は大八木も得意としていますので、自分に合うアドバイザーを見つけて二人三脚でライフプランと資産形成のご相談をして頂ければ幸いです。
編集部まとめ
このオーナー様は、海外駐在員として外国に暮らしています。不動産投資の銀行融資はオーナー様の身になにかあった場合、すべて保険によって完済される仕組みです。もし万が一海外で……(万が一にもあってはいけませんが)という場合にも、残されたご家族は家賃収入だけでも暮らしていけるはず、と細やかなプランニングまで行われているんだそうです。不動産投資アドバイザーとガッチリ肩を組んで、ご自分のライフプランを設計されている素晴らしい一例ですね。