はじめての不動産投資
不動産投資初心者は必見!失敗しないための知識を学ぶセミナーとは
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不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの投資手法といわれており、資産形成方法の一つとして、近年注目を集めています。
不動産投資は運用自体を業者に任せてしまえば、負担なく運用することができるため、不動産投資の初心者でも手を出しやすいといえます。ただし、最低限の基礎知識については初心者であっても持っている方がよいでしょう。
この記事では、不動産投資の初心者向けに、不動産投資を始める際の基礎知識や失敗しないために注意する点に加え、初心者におすすめの不動産投資セミナーについてまとめました。
これから不動産投資を始めようと思っている方は必見です。
不動産投資とは
不動産投資とは、投資用として不動産を購入し、それを第三者に貸し出すことで家賃収入を得たり(インカムゲイン)、売却して売却益(キャピタルゲイン)を得たりする投資手法の一つです。
投資できる不動産は居住用の一棟アパートや一棟マンション、区分マンション、一戸建てに加え、事業用のテナントや商業施設など多岐にわたります。
また、REIT(不動産投資信託)や不動産投資型クラウドファンディングなど不動産を購入しなくとも投資できるサービスも存在します。
不動産投資の始め方
不動産投資を始めるまでにはいくつかのステップがあります。ここでは、不動産投資を始めるまでの一般的な流れとその概要について解説していきます。
①不動産投資について勉強する
いざ不動産投資を始めると、普通に生活している時には聞き慣れない言葉やルールに直面するでしょう。
不動産投資を始めようと思ったらまず、不動産用語や意味の理解をするところから始めることが大切です。勉強材料としては、書籍やインターネット、不動産投資セミナー、専門家の意見などが挙げられます。
大事なポイントは、書籍やインターネットで基礎的な知識を蓄えてから、セミナーや専門家などでプロの話を聞くことです。不動産投資に関しては、人によって意見が異なることがよくあります。そのため基礎的な内容を把握していないと、間違った理解をしてしまうこともあるのです。
②資金計画と目標を設定する
他の投資でも同じですが、投資金額が大きい不動産投資では特に綿密な資金計画を立てることが必要だといえます。
目安として、購入しようとしている物件価格の約30%にあたる自己資金を用意しておくと安心です。まず物件を購入する際には、初期費用がかかります。初期費用には頭金や不動産会社への仲介手数料、各種税金などが含まれます。
これらを支払っても余裕があるだけの自己資金は持っておくのがよいでしょう。
また、単に利回りだけを見て資金計画を立てるのは危険だといえます。不動産投資には空室リスクや修繕費など突然の出費が発生する可能性があるので、入念なシミュレーションを行い余裕を持った計画を立てておきましょう。
さらに不動産投資を始める際にはあらかじめ目的と目標を定めておきましょう。この二つが定まっていれば、購入時や運用時に判断を迫られることがあっても、迷うことがなくなります。
③物件を探す
目的と目標が決まり、ある程度の資金計画が立てられたら、次に購入する物件を探します。新築にするのか中古にするのか、区分か一棟か、都心部か地方かなどは自分のやりたいことを軸に考えれば絞ることができるはずです。
また、購入する物件を決める際には必ず現地に足を運ぶようにしましょう。図面やデジタルな情報だけでは、わからないことがたくさんあるはずです。その物件に入居する人の気持ちになって初めて気づくこともあるでしょう。
④ローンの審査を受ける
不動産投資では、融資を受け物件を購入することが一般的です。自己資金のみで不動産投資を始めるというのは稀だといえます。
融資の条件は金融機関やそれぞれの個人の属性によって異なってきます。信用情報に傷があったり、極端に収入が少ない場合は、不利な条件での融資もしくは融資自体を受けられないこともあるので、注意が必要です。
⑤物件を購入する
不動産の売買にはさまざまな手続きが必要となります。仲介での購入では、まず物件の売主に買付申込書を提出し、売買契約を結びます。その後、金融機関と金銭消費賃貸契約を結び、物件の引き渡しと決済を行う流れとなります。
また、不動産の取引は登記を行った時点で成立するということも覚えておきましょう。
管理会社を選ぶ
不動産投資では自分で管理するか、管理会社に委託するかを選択できます。ただし不動産投資を本業で行うという場合以外は、管理会社に任せるのが一般的でしょう。
管理を委託すると賃料の回収や清掃、入居者募集などを行ってもらう代わりに管理委託費用がかかります。
あくまで物件のオーナーは自分自身になるので、自分の考えを考慮してくれ、柔軟な対応をしてくれる管理会社を選ぶことをおすすめします。
初心者でもすぐにできる少額不動産投資
冒頭でも少し紹介しましたが、現物の不動産を購入しなくても不動産投資ができるサービスがあります。代表的なものは以下の三つです。
・REIT(不動産投資信託)
・不動産小口化商品
・不動産投資型クラウドファンディング
これらには数万円から始められるものもあり、徐々に投資額を増やしていけるなどの魅力があります。また、少額とはいっても不動産投資の一種なので、不動産の知識を養うこともでき、いきなり現物の不動産投資に手を出すのは気がひけるという初心者の方にもおすすめです。
ただし、運用自体はファンドや不動産会社が行うため、手数料がかかったり、元本保証がないなどのリスクもあるため、その点は押さえておきましょう。
不動産投資の初心者は失敗しやすい?
不動産投資はそれなりの経験がある人や、資金に大きな余裕がある人向けの手法なので、初心者が手を出すと失敗するという話を聞いたことはないでしょうか。
実際には、経験がある人の方が成功する確率は高くなりやすいこともありますが、かならずしも経験者が成功し初心者が失敗するということはありません。
正しい運用ができれば、初めての不動産投資で成功することも不可能ではありません。初心者が失敗しやすいというのはそれなりの理由があります。
初心者はやめとけと言われる理由
初心者は不動産投資に手を出さない方がいいといわれている理由の一つに、初心者は不動産に関する知識が低いという点が挙げられます。
運用に関しては不動産会社に委託できるとはいえど、どの物件を購入するか、資金計画をどうするかなどオーナーとして判断を求められる瞬間は多いです。その際に都度、最適な判断をしていくためには不動産の知識や情報が必要になってきます。
初心者の多くは「楽に儲けられそう」だったり、「節税対策になりそう」だったりと甘い考えで不動産投資を始めてしまう傾向があるでしょう。しかし実際の不動産投資はそのような運要素だけで成功するのは極めて難しいといえます。
また、そのような初心者をカモにしようと考えている悪質な不動産会社は存在します。そのような業者に騙されないためにも、慎重かつ綿密な計画が必要なのです。
初心者が失敗しないために
繰り返しになりますが、不動産投資はなんとなくで始めて成功するような甘いものではありません。購入から運用まで不動産会社がサポートしてくれますが、彼らの言葉を全て鵜呑みにするのは危険です。
あくまで業者はオーナーのサポート程度に考え、実際に投資をしているのは自分であるということを自覚し、責任を持ちましょう。
不動産投資は賃貸経営ともいい、経営の一種です。経営者的目線で取り組むことができなければ、不動産投資で成功するのは難しいと思った方がよいです。
また、初心者にありがちな特徴として、「出口戦略まで考えていない」という点があります。特に築古物件は、部屋の修繕や外壁塗装工事などが必要になることが想定され、次の買主を見つけるのに苦戦する場合もあるでしょう。
築古物件は利回りが高いなどのメリットがある反面、出口戦略においては難易度が高いということも物件の購入時、念頭に置いておきましょう。
不動産投資は購入から運用、売却までを一貫して見据えることが大切です。
不動産投資の初心者にはセミナーがおすすめ
不動産についての勉強をしましょうといっても、独学だけでは限界があるでしょう。ある程度基礎知識をつけた初心者におすすめなのが不動産投資セミナーです。
初心者が不動産投資セミナーに参加することにはさまざまなメリットがあります。
不動産投資セミナーに参加するメリット
初心者が不動産投資セミナーに参加すると、以下のようなメリットがあります。
無料で参加できるところが多い
主催会社によっては参加料を徴収しているところもありますが、基本的には不動産投資セミナーへの参加は無料です。
コストがかからないので初心者でも気軽に参加でき、投資への知識を深められます。
勉強の時間を節約できる
不動産投資の知識を学ぶには、本やネットを利用するという手段もありますが、それだけでは限度があり、時間もかかってしまいます。
その点、セミナーは不動産投資で押さえておきたいポイントに焦点を当てて効率よく教えてくれるので、初心者でも短時間で不動産投資のコツを学べます。
初心者でもわかりやすい
本やネットでは不動産投資の専門用語が飛び交うことも多く、初心者の方ほど挫折してしまいがちです。
一方、無料のセミナーではコストがかからないので初心者でも気軽に参加でき、投資への知識を深められます。
その点、不動産投資セミナーでは不動産投資のプロが初心者にもわかりやすく説明してくれますし、わからないことがあったらその場で質問することも可能なので、スムーズに知識を取り入れることができるでしょう。
さらにセミナー後の個別相談会に参加すれば、マンツーマンで自分の疑問にも答えてもらえます。
具体的な投資シミュレーションを行える
不動産投資セミナーでは、実際に自分が物件を購入した場合、どのくらいの収益を得られるのかシミュレーションすることが可能です。
実際に不動産投資を始めることになった場合、収支シミュレーションを利用して投資計画を立てるのは必要不可欠ですので、シミュレーションのやり方を学べるのは大きなメリットといえます。
初心者向けの投資セミナーも数多く開催されている
不動産投資セミナーは投資経験のある人がスキルアップのために行くものと思われがちですが、実際は初心者向けのセミナーも数多く開催されています。
セミナーの名前には、わかりやすく「初心者向け」「ビギナー向け」といったキーワードが入っているものがありますので、初心者が間違って中・上級者向けのセミナーに参加してしまう心配はありません。
初心者向けセミナーなら参加している人も自分と同じビギナーですので、気後れなく参加できるでしょう。
不動産投資のプロから不動産業界の最新動向を教えてもらえる
不動産業界のトレンドは時代とともに変化するため、常に最新の動向を知っておく必要があります。
不動産投資のプロは業界のトレンドはもちろん、押さえておくべき物件のポイントや情報をリアルタイムで把握しているので、セミナーに参加すれば最新の動向をチェックできます。
信頼できるパートナーを見つける機会を得られる
初心者が不動産投資を行う場合、豊富な知識と経験をもち、一緒にライフプランや投資計画を考えてくれるパートナーを見つけることが大切です。
セミナーは不動産投資会社や不動産投資アドバイザーが主催しているケースがほとんどなので、セミナーに参加して信頼できる会社だと思ったら、パートナー候補に加えてみるとよいでしょう。
セミナーに参加する前にすべき準備
不動産投資セミナーはただ参加するだけでなく、事前にある程度準備しておくことで有意義な時間を過ごせるでしょう。
具体的にどんな準備をしたらよいかを3つのポイントにまとめました。
投資目的をはっきりさせておく
不動産投資を始める理由は老後資金作り、税金対策などいろいろありますが、目的によって選ぶ物件のタイプや特徴も変わってきます。
例えば、安定した収入を確保したいのなら利回りよりも駅近など需要の高い物件を選ぶべきですし、節税したいのなら建物の減価償却費を増やせるよう、土地より建物比率の高い区分マンションを購入するのがおすすめです。
目的によってセミナーでチェックすべきポイント、学ぶべきコツも異なるので、事前に自分の投資目的を明確にしておきましょう。
主催会社の業績・信頼度をチェックする
主催会社はセミナーで独自の知識やデータ、ノウハウなどを展開しますが、確固たる実績を持つ会社ほど、情報の信憑性が高くなるといえます。
個人相談会の内容によっては、不動産投資のパートナーになる可能性もありますので、参加する前に主催会社の業績や実績を下調べしておきましょう。
源泉徴収票や金融資産の合計がわかるものを用意する
セミナーの後に開かれる個別相談会では、一人ひとりの条件や要望に合った提案やアドバイスを受けられます。
特に直近3年間の源泉徴収票や金融資産の合計額がわかるものがあれば、現時点で金融機関からどのくらいの融資を受けられるか、どんな物件がおすすめなのか、的確なアドバイスを受けることが可能です。
主催者側もはっきりした数字がわかればより具体的な提案をしやすいので、参考資料としてセミナーに持参するとよいでしょう。
最後に
ここまで不動産投資の初心者向けに、不動産投資の基礎知識や失敗を避けるための方法、不動産投資セミナーのメリットなどを解説してきました。
不動産投資は投資というより経営としての側面が強く、自分で勉強し知識を深め、適切な判断をしていくことが大切です。
また、初心者におすすめの不動産投資セミナーは、初心者が不動産投資の知識やコツを手っ取り早く学ぶのに向いているといえます。それと同時に、投資パートナーを探す絶好のチャンスでもあります。
セミナーは複数の不動産投資会社が主催していますが、信頼できるパートナーを探すためには会社の業績や実績を重視する必要があります。
アスクルパートナーズは物件選びから将来の売却に至るまでワンストップで対応してきた実績があり、不動産のプロがメリットだけでなく、リスクもしっかり説明したうえで手厚いサポートを行ってくれます。
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