はじめての不動産投資
投資機会を損失しない、抽選制度がある不動産投資型クラウドファンディングとは
クラウドファンディング不動産投資投資運用方法
投資ビギナーでも始めやすい不動産投資型クラウドファンディング。1万円から始められるのが魅力的ですが、投資の募集期間に間に合わずに悔しい思いをした人もいるのではないでしょうか。
しかし、この不動産クラウドファンディングのなかには抽選制度を導入しているサービスがあります。
今回は、投資機会を損失しない抽選型の投資方式に対応した不動産投資型クラウドファンディングについて解説していきます。
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クラウドファンディング不動産投資とは
不動産投資型クラウドファンディングとは、不特定多数の人々から資金を募り、その資金で不動産投資を行うものです。元々のクラウドファンディングは、個人的な問題から社会的な問題など多様的な目的に対して、不特定多数の人々から資金調達をすることを意味しています。
つまり、クラウドファンディングの形で資金を募り、不動産投資・運用のために特化したものが不動産投資型クラウドファンディングです。物件名だけでなく運用会社やファンドなどもネット上から簡単に調べられるため、これまでの実績や年間の利回りなど投資額に対するリターンも想定しながら投資が可能なのが特徴です。
現物不動産投資の場合は、多くの資金が必要ですが、不動産投資型クラウドファンディングは物件の維持や管理、運営に関するコストや知識がなくても投資が可能です。そのため、実際の物件を把握しつつ少額から投資を行う場合に、不動産投資型クラウドファンディングは適していると言えるでしょう。
不動産投資型クラウドファンディングの注意点
このように、不動産投資ビギナーでも始めやすいのが特徴の不動産投資型クラウドファンディングですが、注意しておきたい点があります。それは、「取り扱い案件数」と「申込み順(先着順)」ということです。
クラウドファンディング型の投資は取扱案件数がまだまだ少ないこともあり、上限人数に達してしまうと申込を締めきってしまいます(先着順)。せっかく自分が興味のある良さそうな案件を見つけても、申込が打ち切られてしまえばその商品を購入することはできません。
運やタイミングはもちろんあるのですが、良い案件であればあるほどすぐに申込が殺到するため、ギリギリのところで購入できずに悔しい思いをするというケースも多々存在するのです。
抽選制度のメリット・デメリット
そこで注目されているのがクラウドファンディングの抽選制度です。抽選制度であれば先着順は関係なくなるため、募集開始に急いで購入するようなことは必要ありません。用事がある日や急に始まった優良案件であっても、落ち着いて抽選申込が可能です。
では、抽選制の不動産投資型クラウドファンディングをスムーズに行うためにはどうしたらよいのでしょうか。抽選型のメリットデメリットも合わせて確認しておきましょう。
【抽選制のメリット】
・いつでも投資できる
・先着順を気にしなくてよい
・時間の制約を受けずに投資機会を得られる
抽選制度のメリットとして、いつでも投資できるという点があります。これは多忙でスマホやパソコンをゆっくり見れない人や、日々本業で忙しく過ごしている人にとってかなりの強味と言えます。
先着順という時間制約がないため、申込期間中にゆったりした気持ちで投資申込が可能になります。勢いで申込をして失敗するリスクも減ります。
【抽選制のデメリット】
・抽選に外れる可能性がある
・抽選に外れると投資できない
・運頼みになる
一方でデメリットを確認すると「抽選のため外れてしまう可能性がある」と言うことです。先着順であればタイミングを見計らっていれば投資機会が得られますが、抽選なので外れてしまう可能性があり、運頼みになってしまうのです。
抽選制の不動産投資型クラウドファンディングをスムーズに進めるコツ
不動産クラウドファンディングの案件は多岐にわたり、提供元のサービス内容やタイミングによって投資対象も様々です。チェックしていて興味が湧いたサービスは投資家登録を済ませておいて、すぐに投資できる態勢を整えておくことがポイントです。
また、抽選制と先着性の案件を組み合わせることで、投資機会を得る確率を高めることができます。それぞれ複数のサービスや案件を並行し、抽選に当たる確率を高めていきましょう。
先着方式を採用しているサイト、抽選方式を採用しているサイトの両方に登録して情報が動けばお知らせが届くようにしておき、まとめてこまめにチェックができる体制を整えておくとより安定して投資先を獲得できるようになるでしょう。
まとめ
抽選制の不動産投資型クラウドファンディングサイトは時間を選ばず、いつでも投資できるメリットがあります。とはいえ倍率はおよそ3~6倍前後のものが多く、確実に投資できる保障はありません。
先着方式、抽選方式を両方準備しておいて投資機会を多く得られるようにすることがスムーズな運用のコツと言えるでしょう。