はじめての不動産投資
不動産投資と株式投資を比較!結局、どっちが良い?
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昨今、不動産投資は運用に手間がかからないという特徴もあり、サラリーマンなどのビジネスマンから注目を集めています。
また、投資といえば株式投資がありますが、同じ投資でも不動産投資と株式投資にはどのような違いがあるのでしょうか?
当記事では、不動産投資と株式投資それぞれの特徴やメリット・デメリットついて解説していきます。
不動産投資と株式投資のそれぞれの特徴
まずは不動産投資と株式投資のそれぞれの特徴について解説します。
不動産投資の特徴
不動産投資は不動産を購入し、それを第三者に賃貸することや売買することで収益を得る投資です。
不動産の所有者であり、その不動産に入居者がいる限りは家賃収入を得ることができます。また、運用時に発生する手間は管理会社に委ねることができるので、働きながらでも行える投資といえます。
また、最近では老後2,000万円問題や年金受給への不安もあり、将来への不安を感じている若い世代が早い段階から不動産投資へ参入していくのも珍しくありません。不動産投資は他の投資手法と比べると、長期的に資産を形成していくという特性を持っているため、ミドルリスク・ミドルリターンの投資だといえます。
株式投資の特徴
株式投資は企業が資金を集めるために発行する株式を保有・売買し、価格変動などに応じて収益を得る投資です。
株式を所有している人はその企業の株主となり、企業によってはさまざまな優待や配当金を得られます。株主優待を目的に株主になる人も少なくないでしょう。
株式投資では株価を予測しながら投資を行うので、経済の動きや流行など様々な情報を常にチェックする必要があります。
株を行うことで企業は資金を集めて成長できるので、株式投資は企業の成長および経済の成長という点から重要な要素といえます。
不動産投資と株どっちが良い?
実際に投資をするにあたって、不動産投資と株はどっちが良いといえるでしょうか。
この章では、それぞれのメリット・デメリットを説明します。
株式投資のメリット・デメリット
株式投資のメリット・デメリットとして以下のものが挙げられます。
▶株式投資のメリット
- ☑株主優待・配当金が得られる
- ☑分散投資でリスクを分散できる
- ☑ほかの投資と比べて始めやすい
前章で紹介しましたが、株式投資は企業によってさまざまな株主優待や配当金を得られます。上場企業は株主がいることによって成り立っている側面もあり、株主になれば企業からの恩恵を受けられるのです。
また、株式投資は比較的容易に分散投資ができます。分散して投資をすることでリスクヘッジができ、より安定した投資を行うことができます。
更に株式投資は始めやすいという点もメリットといえるでしょう。不動産投資では物件購入をするまでに複数の段階を踏む必要がありますが、株式投資は口座を開設しさえすればすぐに投資を行うことができます。
▶株式投資のデメリット
- ☑元本保証がない
- ☑予想外の価格変動がある
株式投資には元本保証がありません。株価が大幅に下落した場合、大きな損失が生じる可能性があります。初心者は集中投資やレバレッジを効かせるのは危険かもしれません。
また、株価は常に変動します。仕事をしている間に株価が大幅に下落する可能性もあり、こまめに株価をチェックすることができない人にとっては不利な投資ともいえます。
不動産投資のメリット・デメリット
▶不動産投資のメリット
- ☑金融機関からの借入が可能
- ☑管理を任せられる
- ☑年金対策になる
不動産投資は会社員であれば本業の信用力で金融機関から借入ができ、借りたお金でレバレッジを効かせることができます。レバレッジを効かせることで自己資金だけでの投資よりも大きな投資ができます。不動産投資は失敗してもすぐに全ての投資金がなくなるわけではないので、レバレッジを活用しやすい投資といえます。
また、不動産投資は専門の会社に管理を任せることができるので、会社員で忙しくても本業に集中できます。
現代では、年金が手厚く保証されていた昔とは違い、公的年金と退職金だけで老後の生活をまかなうのは難しくなる恐れがあります。不動産投資で利益を出せる基盤を作ることで老後の収入を確保することができ、老後資金を補填できるといった意味で年金対策になるでしょう。
▶不動産投資のデメリット
- ☑空室リスクがある
- ☑災害リスクがある
- ☑流動性が低い
不動産投資は賃貸収入を収益とする投資です。空室があるとその部屋の収益がなくなってしまいます。だからこそ、空室リスクの低い物件を購入することはもちろんのこと、空室が発生しても耐えられるよう余裕のある資金計画を立てておくことが大切です。
また、不動産投資は現物での投資なので、地震や台風などの災害により物理的な被害を受けてしまう恐れがあります。被害を受けた場合、多大な費用がかかってしまう可能性があるので、保険に入るなど災害リスクのことも考慮していきましょう。
さらに、株式投資には証券取引所の様な市場があるのに対し、不動産投資は基本的に1対1の取引となるので、買い手がすぐに見つからないなどの理由からほかの投資と比べて流動性が低いといえます。
流動性が低いため、早く売りたい場合は販売価格を下げざるを得ないという場合もあります。
不動産投資はやめとけといわれる理由
不動産投資で検索すると「不動産投資はやめとけ」などといった意見をよく目にします。
そのようにいわれている理由の一つとして、投資に対する抵抗が挙げられます。
投資の失敗談を聞き、投資と聞くとギャンブルやリスクの高い資産運用といったイメージを持ってしまうことで、不動産投資はやめとけといった意見が出てきてしまうのではないでしょうか。
しかし、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの性質を持っており、事前にきちんと情報収集をして、綿密な計画を立てれば失敗する可能性を下げていくことができます。
次に投資金額が大きいことに対する不安が挙げられます。
不動産投資は不動産を扱うので、物件の種類によりますが、都心の中古ワンルームマンションでも1,000万円以上はかかってしまいます。
大きなお金が動くことで、失敗したときに莫大な損失が生まれてしまうのではないかといった不安から不動産投資に対して否定的になってしまうのではないでしょうか。
また、不動産投資はローンを組んで始めるのが一般的であり、ローンへの抵抗からも否定的な意見が生まれてしまうのではないでしょうか。
不動産投資は大きなお金が動くといっても、失敗しても物件がすぐになくなることはないので、損失自体は思っているよりも小さくなります。
不動産投資と株式投資を両方やるのはあり?
ここまで不動産投資と株式投資について説明しましたが、不動産投資と株式投資を両方同時に行うのはありなのでしょうか。
まず、2つの投資を同時に始めるとなると、やることが増えてしまうだけでなく、一度に多くの資金が必要になってしまいます。初心者や忙しい会社員で不労所得がほしいという人には難しい話でしょう。
どちらか一方で安定した収益を出せるようになり、そこからもう1つに手を出すといった方法であれば現実的かつ、両方の弱点を補いあえるので、2つの投資を両方やるのはありだといえます。
自分のライフプランに合った方法を選択しよう
不動産投資と株式投資は特徴やメリット・デメリットについても異なる点が多いですが、これまで紹介してきた違いを比較し、自分に合った投資方法を選択していきましょう。
不動産投資は信頼できるパートナーを選べば、長期的で安定した資産形成を築くことができる手法です。
家賃収入による利益の総額は投資期間に比例するため、投資開始が遅くなるほど生涯で得られる収入にも差が生じます。
ライフプランとリスク管理対策をしっかりと立て、不動産投資アドバイザーと相談しながらより良い選択を目指していきましょう。
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