はじめての不動産投資
なぜ今、不動産投資か?メリットやリスクを正しく理解して、不動産投資で“人生百年世代”に備える
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終身雇用の衰退や年金問題、副業の緩和、働き方改革など世の中が目まぐるしく変化して、将来の不安を感じている人も多くいます。そんななか、「不動産投資」に注目が集まるのは時代の流れとも言えるでしょう。
「人生百年世代」と言われるようになった現代、不動産投資はどのような力を発揮してくれるのでしょうか。
なぜ今、不動産投資なのか
超高齢化が加速し”人生100年”と言われる現代、健康で長生きできるのはありがたいことですが、定年後に10年、20年と老後が続く、いわゆる老後の長期化が問題視されています。「長い老後にどう備え、どう生きていくか」という命題が日本国民全体の課題となっているのです。
低迷し続ける景気で現役世代の収入は激減するなか、そこへ追い打ちをかけるように年金受給スタートの後ろ倒しや、受給額そのものの減少など、聞こえてくるのはネガティブなワードばかりです。
平成28年度の総務省統計局がまとめた家計調査年報にある「家計の概要」によると、夫65歳、妻60歳以上で無職夫婦世帯の老後に必要な標準生活費は26万7546円/月だとされています。割とリアルな数字ではありますが、預貯金で悠々自適に暮らせるのは一部の人だけでしょう。
そんな世相を反映して、かつては富裕層が資産を増やすため、あるいは資産を守るための節税対策として行う印象があった不動産投資を、近年では「豊かな老後」を夢見る一般サラリーマンが公的年金や預貯金を補う利潤を得ようと始めるケースが増えています。
不動産投資のハードルは下がり、オリンピックも追い風になっている
ひと昔前までは不動産投資を始めるなら自己資金が2〜3割必要だと言われていました。それが今や、不動産投資を始める際にフルローン融資も珍しくありません。
その背景にあるのがマイナス金利政策です。これにより、金融機関は安定的な融資先を求めるようになり、結果として安定収入を得るサラリーマンを対象とした住宅ローン・不動産ローンの融資枠が拡大されるようになったのです。
また、穏やかな回復を見せる国内景気や2020年開催の東京オリンピックといった明るい話題が増え、国内のみならず世界からも注目が高まっていることも不動産投資熱を加速させる”追い風”となっています。
とくに東京に限っていえば、オリンピックに絡んだ様々な再開発プロジェクトが計画されていて、オリンピック会場予定地周辺市街の土地やマンションの価値が高まるだろうと予想されています。(東京でワンルーム不動産投資をするべき理由と2020年以降の変化予測)また、人口減少にあるにも関わらず、東京への転入者数は継続して増加していることからも、都内のワンルームマンション投資への参入者が増えている理由になっています。
すなわち、高額な資金が必要だと思われていた不動産投資が、今や、金融機関からの借入金でスタートすることができ、運用次第ではキャッシュが増えるという魅力に多くの人がメリットを感じているのです。
不動産投資を始めるには、不動産投資の仕組みを知ることから
不動産投資を始めようと思っている人は、まずは不動産投資の仕組みについて知識を習得しておきましょう。メリットはもちろん、デメリットやリスク、リスクヘッジの方法などをある程度学んでおく必要があります。
不動産投資はハイリスクなのか
いくら不動産投資へのハードルが下がったとは言え、不動産に限らず、株やFXなど、どんな投資にも当然リスクは付き物です。
知識や経験の乏しいサラリーマンが安易に手を出せば手痛いことになるかもしれず、リスクの割にそれに見合うリターンを得難いのではないか、というイメージが先行してしまいます。
実際にどんなリスクがあって、どんなリターンが望めるのか知ることで不安は解消され、「初めの一歩」を踏み出す勇気が得られるかもしれません。たとえば、空室リスクや流動性の不安、差し押さえや災害など、不動産投資にまつわるリスクは少なくありません。これらを回避するための方法や心構えなどもあらかじめ知っておく必要があるでしょう。
初心者の人は、独学だけでなく不動産投資アドバイザーに相談したり、無料セミナーに参加して不動産投資業界の現状を知るところから始めるといいでしょう。
不動産投資の利益がでる仕組み
インカムゲイン、キャピタルゲインという言葉をご存知でしょうか。いずれも不動産投資によって収益を得る方法ですが、このような違いがあります。
▶インカムゲイン
不動産を購入し、それを第三者に賃貸することで月々の賃料を得る方法
▶キャピタルゲイン
不動産を購入価格よりも高い価格で売却することで差額の利益を得る方法
不動産投資を初めて行う人や経験の浅い人におすすめなのはインカムゲイン方式です。物件は多くの場合が金融機関から融資を受けローンを組んで購入します。月々の家賃収入からローン返済やその他の支出を引いた残りが利益となる仕組みです。
一方、キャピタルゲイン方式では景気の動向を読んだり、リフォームなどで不動産価値を高めたり、高値で売却するための様々な知恵や努力が必要となります。不動産投資に慣れてきて複数所有を考えている人などは、このキャピタルゲインで利益を生むやり方がいいでしょう。
まとめ
人生100年とはいえ、遠い未来のことを形創ることは一人では難しいかもしれません。ですが、資産運用はもはや国民個人個人に課された課題のようなもので、何も対策せずに老後を迎えるにはあまりにも心もとない時代です。
とはいえ、このような時代に不動産投資に参画することはある意味チャンスと言えるのではないでしょうか。低金利、金融機関の融資緩和、東京オリンピックなど不動産投資を始めるにはある意味最適なのかもしれません。
ライフプランの設計や、将来の展望、資産運用など、プロのアドバイザーに相談し、まずは家計の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。
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