七五三 智宏

新卒採用、新人教育は成長のための「種蒔き」。いい会社、いい組織を創るには避けて通れない人材育成の期間

アスクルパートナーズについてインタビュー代表者努力家資産運用のプロ

七五三 智宏

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株式会社アスクルパートナーズ、代表取締役の七五三 智宏(しめ ともひろ)さんにインタビュー。

今回は、アスクルパートナーズでの採用方針や社員教育の話を聞かせて頂きました。

アスクルパートナーズとしての社員の在り方や教育に対する熱意を語ってくださっています。

会社立ち上げの翌年に新卒採用を開始。当時の新卒が今では頼もしい中堅リーダーにまで育成

―会社の立ち上げ翌年に、教育が必要な新卒を採用した理由はなんですか?仕事の要領をわかっている中途社員を採用して売上げを上げるほうが、圧倒的に有利に思えるのですが

七五三さん

新卒の人材の方が、自分たちが思う“良い人材”を採用して教育ができると思ったからです。有名企業であれば中途でも活躍してきた人を採れるとは思いますが、ベンチャーだとなかなかそんな人は採れない。それであれば新卒で吸収力がある人をゼロから育てる方が、早く一人前になれると思ったからです。

最初は売上と言う形で成果を出せなくても、売るのは創業メンバーの我々、上がやるから、新卒はそれを見て一緒に始めて、という感じでした。その時期はもう「種蒔き」だと思っていました。絶対どこの会社にもそういう時期が必要で、それが早いか遅いかだから。だったら早い方がいい。だから立ち上げ翌年(1年目)から採用していたのです。

会社を大きくしたい、いい会社を創りたい

―売り上げを追求するだけではない、きちんと組織をつくろう、会社を大きく成長させようと思ってのことなんですね

七五三さん

常に上を見て会社を大きくして、いい会社を創りたいです。今70人ぐらい、うち半分ぐらいが営業の社員です。初めの頃に採用した新人が売り上げを立てるまでに時間がかかった理由は、会社に新卒を育てるノウハウも文化も無かったからです。創業1年目で採用したので、上も売ることに必死、下にかまっていられなかったので、見て学んでくれと。新卒一期生が売上げるまで時間がかかってしまったのはそこに理由があると思っています。

―考え方もアプローチも違う若手マネージャーが生え抜きで何人もいる。新卒時に育った彼らがマネージャーになって人を育て始めていますから、ここからは会社の成長も加速しそうですね

七五三さん

そうですね。今だとある程度文化ができているので3ヶ月で一通り仕事が仕上がり、契約が取れるイメージです。半年以内には新卒全員が契約できるようになりました。早いと入社2ヶ月で売り上げてしまう子もいます。

採用時は普通に話していておもしろい人、楽しい人を重視している

―新卒採用時には、どこを見て採用するんですか?

七五三さん

じつは起業前にいた会社の時から新卒採用に携わっていました。1年で50人ぐらい採用していたので、新卒をずっと見てきて、大体こういうタイプかなとわかるようにはなっていて……後は実際に話してみて、自分が受けた第一印象の答え合わせをする感じです。話して面白い人、普通に会話ができる人にオファーを出します

―不動産投資は説明が難しいといって、“売らなきゃ!説明をしなきゃ!”という態度で来られるとお客様も引きますよね。

七五三さん

何を得るにしてもそうですが、人間の魅力で売ってる、それが営業というものだと思います。面白い人間、懐に入れる人間、その方がものも売れると思います。だからそういう人を採用します。

―今は営業最前線にいるアスクルパートナーズの若いマネージャーたちがリーダーとして成長し、組織が大きくなるに従って別の事業が育つ可能性も出てきそうですね

七五三さん

そういうこともいろいろ考えています。私たちが基本的に考えているアスクルパートナーズの姿は、不動産投資会社というより、ライフコンサルティング会社なので、「生まれてから死ぬまでの“お金に関すること”を、全部アスクルパートナーズで賄えるようになったらいいよね」と話しています。お客様の財産を一緒に築くためにやって行く会社です。

たとえば、転職サポートなどの事業も、将来的な可能性はありそうですね。アスクルパートナーズの不動産投資のお客様は、エンジニアなど優秀な方が多いので、転職のお手伝いができればもっとお役に立てるかも知れません。ほかにも人生とお金に関することに積極的に携わっていきたいと考えています。

編集部まとめ

創業メンバーと駆け抜けてきた若手たちがたくましい成長を遂げているのは、創業メンバーたちの必死で仕事をする姿勢を追いかけてきたからこそ。人を育てる時期はどの会社にも必ず必要で、ならば早い方がいいと決断した七五三さんの意気込みが、いま、確実に実っていると実感しました。

七五三 智宏

七五三 智宏

アスクルが目指すのは「お客様ひとりひとりのプライベートバンク」。不動産投資だけではなく生活の中でお金にかかわるすべての部分をサポートさせていただきたいと思っています。

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