元橋 悦明

ベテラン不動産投資アドバイザーが教える、勝つための投資用ワンルームマンションの選び方

コラムご夫婦相談◎ワンルーム丁寧不動産投資人気エリア初心者の方にオススメ押しが弱く優しい物件選び都内

元橋 悦明

元橋 悦明

- 得意な提案スタイル

知識豊富な方へのより深い情報提供

アスクルパートナーズのベテランアドバイザーとして、十数年にわたりワンルームマンション経営に携わってきた元橋悦明(もとはし よしあき)さん。

「勝負できる不動産投資物件の選び方」と「本当に人気の勝てるエリア」について解説いただきました!

理想の投資用ワンルームマンションを見つけるには「立地」にこだわるべし!

元橋さん

不動産投資における物件選びはどこを見るか。不動産投資を検討している人にとって、絶対的に知っておきたい項目です。僕はズバリ、立地だと思います。ワンルームマンションの物件というのは間取りや室内設備などにはそれほど差がありません。そこで大事になるのが「立地」なのです。「勝てる物件」いわば、「住みたい物件」を選ぶためには、とにかく立地が大事なのです。

―不動産投資アドバイザーとして十数年の経験を積んできた元橋さんは不動産投資物件に必要なポイントはまず「立地」だと言います。そしてその「立地」の良さというのは、「港区」や「品川区」といった地名のブランドではなく、住みやすさのことだと言います

元橋さん

たとえば、このオフィスがある恵比寿とか、渋谷、品川あたりは、都内でも指折りのメジャーな街ですが、私は個人的には住みたくない。というか、住めない。まず、ワンルームマンションが徒歩圏内にないんですよね、オフィス街ですから。

不動産物件を日々見ているうちのアドバイザーたちを見ても、恵比寿近郊に住んでる人はいないです。一番近くて渋谷区、原宿の奥の辺りですね。オフィスから歩いて帰れる距離に住んでいる人はいないです。それは弊社に限らずですが、人が集まるにぎやかなオフィス街のエリアは「住みやすい」とは言えないんです。なので、イメージだけでブランド力のある地名にこだわるメリットはそこまでありません。

そして、いまは地方にも不動産投資用のワンルームマンションが多くなってきていますが、やはり強いのは「都内」であることには違いありません。

本当に勝てる「都内人気エリア」を選ぶコツ

―確かに、オシャレなバーや高級料理店は多いですが、住みたいかと言われるとそうではない気も。逆に人が多すぎて暮らすには大変そうです。では、どういったエリアが本当に勝てる人気のエリアなのでしょうか

元橋さん

投資用の立地という観点から考えるのであれば、有名な駅ではなく、有名な駅に出やすいロケーションが本当の人気エリアです。たとえば、オフィスや飲食店の多い恵比寿や六本木の繁華街には日比谷線が通っていますよね?

日比谷線の北部にある上野などは、地下鉄一本で恵比寿まで来られる。秋葉原の方とか、北千住とか、そういった下町のほうが、住むのも楽で、利便性が高いです。仮に恵比寿に勤務しているとしても、恵比寿の真ん中にとんでもない値段のワンルームマンションを借りて住みたくはないでしょう?そんなことをするよりも、家賃を踏まえた住みやすさとアクセスの良さで借りるマンションを決める方が得策です。

渋谷で考えても同じです。渋谷に住むのは疲れるけど、渋谷に出やすいところに住んでるのはいい。三軒茶屋・下北沢・駒沢大学・東横線沿線。その物件の最寄り駅がどこで、何線で、どのメインターミナルとつながっているか、そこを見るようにすれば、立地にこだわれると思います。"自分が住みたくなる理由と暮らしやすさがあるかどうか"これが大切です。

「勝てる物件」は、イメージとシミュレーションで導きだすこと!

―恵比寿や渋谷、新宿などのメインエリアなどに電車で30分程度でアクセスできること、住み心地の良さ、無理なく生活できるかどうかの3点がワンルームマンション投資には最適な模様。エリアの次は物件が気になるところですが

元橋さん

さて、投資用の立地やエリアを押さえたあとは、物件選びにも注力しましょう。物件選びのときには、ワンルームマンション投資であることを忘れてはいけません。ワンルームマンションに住む人は何を求めているでしょうか?基本的には単身者ですから、「居住性」「利便性」にこだわるはずです。

たとえば、コンビニがある、安いスーパーが夜までやっている、ドラッグストアがある。単身者の好きな利用しやすい牛丼屋、ラーメン店、ちょっとした居酒屋、クリーニング店がある。欲を言えば、何でも揃うドン・キホーテのような店舗があるとかなり熱いですね。そして、住み心地良く割安な下町に住んでおきながら、勤務地は品川とか恵比寿だと文句がない。そういう物件こそ、借り手がすぐについて、お金がリアルに回る物件なのです。

―しかし、都内に住んでいても土地勘が全くない沿線というのもありますよね。特に、地方のお客様などは、都内に長年住んでいる人のような土地勘はありません。この場合、どのようにイメージを働かせればいいのでしょうか

元橋さん

都内に土地勘のない方には、地図や路線図を使いながらシミュレーションを行います。私は必ず、「この町がどういう場所か」「どんな特徴があるのか」「どういうアクセス方法があるのか」、などの情報を提供お客様にご提供します。そのうえで、お客様自身がそのエリアに住みたいかどうかを質問します。ワンルームマンションに求められるリアルなニーズと、高級住宅地に住むステータスは違います。その最寄り駅の街が単身者にとって暮らしやすいかどうか、そこを一緒にイメージしながら情報を漏らさないように徹底的にお伝えし、シミュレーションを行います。

また、アドバイザー選びも立地、物件選び同様に重要です。私や弊社のアドバイザーは、地図や路線図でお客様がピンとこなければ、実際に一緒に気になるエリアや物件を見て回ったりもします。直に歩いてみることで感じることや理解できることも多いので。

お客様が納得されるまで一緒に考えて、多方面んから提案してくれるアドバイザーを選ぶことをオススメします。

まとめ

 ✓ ワンルームマンション投資の際には「立地」にこだわること
 ✓ 住みやすさ、利便性、アクセスを兼ね備えたエリア・物件が熱い
 ✓ 自分が住みたいか、住みやすそうかをイメージ、シミュレーションする
 ✓ 持っている情報を徹底的に共有して、多方面から提案してくれるアドバイザーを選ぶこと

元橋 悦明

元橋 悦明

不動産投資の成功・失敗はパートナーの良し悪しで変わります。一つひとつの不安を解消し、「この人だから買った」と言われるアドバイザーを目指しています。

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