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20代の資産運用はリターン重視!おすすめの不動産投資という選択肢
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「老後2,000万円問題」が物議を醸していることや、年金制度の不安定さなども相まって、老後の生活に不安を抱いている方は多いと思います。
「年金や老後なんてまだ先の話」と思っている20代の人も、他人ごとではありません。いまから少しずつでも資金形成をしておくのとおかないのとでは、40年後の生活に大きな差が出るはずです。
今回は20代から資産運用を始めるメリットや、おすすめの方法、やりがちな失敗など幅広く解説していきます。
20代から資産運用は始めるべき?
20代は、30代や40代と比べてまだまだ手取りが少なく、その一方で交際費として支出が多いため、満足に貯金をできるという人ばかりではないでしょう。
手元に十分な軍資金がないため、「資産運用はまだ早いのではないか」と感じてしまう方も多いかもしれませんが、実際には20代で資産運用を始めることには多くのメリットがあります。
また、未来のことが予測しにくくなっている現代だからこそ、自分の身は自分で守らねばと考え、20代から資産運用を始めるのは珍しいことではなくなってきています。
資産運用とは
そもそも資産運用とは、自分が既に持っているお金(資産)をいろいろな方法で増やすことを意味します。お金を増やすと聞くと、株式投資やFXのイメージが強いかもしれませんが、銀行預金なども金利が一応あるため、資産運用に含まれます。
資産形成と混同して使ってしまうことがありますが、厳密にいうと資産形成は一から資産を築いていくことを指しますので資産運用とは異なります。
20代で資産運用をしている人の割合
JSDA(日本証券業協会)が平成30年度に行った「証券投資に関する全国調査」の報告書によると、20代で投資信託を保有している男女の割合、株式を保有している男女の割合は、以下のとおりです。[注1]
<株式の保有割合>
現在所有している | 興味はあるが所有していない | 所有したことがない | 無回答 | |
---|---|---|---|---|
20〜24歳男性 | 2.7% | 0.9% | 96.0% | 0.4% |
20〜24歳女性 | 0.6% | 0.6% | 98.8% | 0.0% |
25〜29歳男性 | 6.4% | 2.0% | 90.6% | 1.0% |
25〜29歳女性 | 0.8% | 0.4% | 97.9% | 0.8% |
<投資信託の保有割合>
現在所有している | 興味はあるが所有していない | 所有したことがない | 無回答 | |
---|---|---|---|---|
20〜24歳男性 | 1.3% | 0.4% | 98.2% | 0.1% |
20〜24歳女性 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0.0% |
25〜29歳男性 | 5.0% | 1.0% | 93.6% | 0.5% |
25〜29歳女性 | 2.5% | 0.4% | 97.1% | 0.0% |
20代で資産運用をしている人の割合はまだまだ多くないといえます。
しかし、この調査では株式や投資信託の認知度にも触れており、株式に関する知対して知っていることがないと答えた20代男女は3〜4割を占め、投資信託にいたっては6〜7割を占めています。
興味はあるけど実際に手を出ていないという人が多いようです。
[注1]日本証券業協会:平成30年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)
20代で資産運用を始めるメリット
20代で資産運用を始めることにはいくつかのメリットがあります。
①チャレンジしやすい年代であり資産運用の経験を積める
20代はまだ独身者も多く、時間やお金も自分のために使える世代です。つまり資産運用や資産形成にチャレンジしやすい年代なのです。
もしチャレンジに失敗しても、大きな損失でなければ挽回できますし、若いうちから資産運用の経験を積めるのも大きなメリットといえます。
②時間を味方につけることができる
資産運用は早く始めると、「複利」が出るためお得です。「複利」とは利子にまた利子が付くことを指します。
たとえば、金利2%の会社に100万円を1年間預金した場合の利子は、
100万×0.02(2%)=2万円
です。
2年目は同じ金利2%の会社に利子も含めた102万を1年預けます。すると、
102万×0.02(2%)=104万400円
となるのです。
この400円は1年目の利子2万円から得られた利子です。
このように、複利は長い期間を経て利子を増やせる仕組みです。これを20代から得ていた場合、60歳になるころにはかなり大きな額になっています。
以上のことから、20代から資産形成を始めると、30代から始める人と比べて「複利の額」や「経験値」で大きな差が出るのです。
20代におすすめの資産運用
では実際に20代におすすめの資産運用にはどんなものがあるでしょうか。
主に、下記3つ手法がおすすめです。
株式投資
株式投資とは、企業が発行する株を売買して利益を出したり、会社の利益を配当金としてもらったりすることでお金を増やす方法です。
不動産投資や投資信託よりは認知度は高いものの、「難しい」や「失敗すると怖い」などのイメージも持たれやすいのが特徴です。
ただ上級者のように、株で生計を立てるわけではない限り、大きく損をすることはないでしょう。
また、株式投資を成功させようと思うと、自発的に国内外の経済の動きや企業情報を調べようと考えだすので、他の投資方法の基盤となるような知識をつけるのにも役立ちます。
投資信託
投資信託とは、投資家として運用のプロにお金を預け、出た成果報酬の中で投資額に応じた分配金を得ながらお金を増やす方法です。資産運用をプロに任せるため、投資に関しての知識がない初心者でも手を出しやすいというメリットがあります。
また、投資信託の中でも分散投資型の商品を選択すれば、リスクも抑えられます。
不動産投資
不動産投資とは、不動産を購入して自分の資産の1つとし、そこに住む人から家賃収入を得てお金を増やす方法です。また、購入した物件の物価が上がったときに売却して、その差で利益を出す方法もあります。
資産には「現物資産」と「金融資産」があり、不動産などの現物資産はいつまでも無価値になることがないのがメリットです。逆に金融資産は、その資産の大元が倒産した場合、無価値になるというリスクがあります。
また不動産投資は基本的に不動産会社に管理を任せるため、自分でやることはほとんどありません。つまり手間がかからず収入を得やすいのです。
20代から不動産投資を始めるメリットは主に2つです。
1つ目は、若いころから安定した収入を得られるという点です。
不動産投資最大の魅力は、入居者が途絶えない限り、安定した家賃収入を得られるという点です。そのためには、不動産管理会社との連携や関係性の構築が不可欠。好立地の物件を紹介してもらえるように密な連絡を取り合いましょう。
2つ目は初年度の節税効果が高いという点です。
不動産投資のメリットの1つに節税効果があります。国民が必ず納めている「所得税」には、「総合課税」の対象となる所得があり、「給与所得」「不動産所得」「利子所得」「事業所得」は税金の額を算出するときに合算されて計算されるのです。
実際に年間の給与所得が600万円、不動産所得が50万円、不動産管理に関する経費が150万円だった場合の総合所得を算出すると、
600万円+50万円-150万円=500万円
となります。
給与所得だけの場合、600万円分の所得税を払う必要がありますが、不動産所得と経費が入ることで100万円分少なくなった所得税を結果的に払います。
特に、不動産投資初年度は経費が多くかかるため、不動産所得<経費になりやすいのです。
20代が資産運用でやりがちな失敗
20代で資産運用を始めることには複数のメリットがありますが、20代がやりがちな失敗も存在します。
まず1つ目として、知識がないのにハイリスクな方法を選択するケースです。ハイリスクな手法はハイリターンを得られる属性を持つことが多いので、魅力的に見えるでしょう。しかし、ハイリターンとハイリスクは表裏一体であり、知識がない初心者が手を出すのはギャンブル的要素が強く危険です。
ある程度経験を積むまでは、できるだけリスクを抑えた投資を続けることをおすすめします。
次に、自発的な情報収集を怠るというケースです。
20代で資産運用を始めるきっかけとして、営業を受けるというのは往々にしてあります。きっかけとしては良いですが、営業マンから薦められるがままに購入して失敗したという事例もあります。営業マンは自分が得をするような案内しかしない場合もありますので、フラットに商品を判断することのできる知見をつけるために情報収集は欠かせません。
情報収集は書籍やブログなどから行うのがおすすめです。
20代におすすめの資産運用の本
20代や資産運用初心者におすすめの本を5つほど紹介します。
- お金原論/泉 正人
- 難しいことわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!/山崎 元、 大橋 弘祐
- 超ど素人が始める投資信託/20代怠け者
- お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ/大江 英樹
- お金は寝かせて増やしなさい/水瀬 ケンイチ
20代におすすめの資産運用ブログ
続いて、20代におすすめの資産運用ブログを2つ紹介します。
最後に
資産運用を20代から始めた人と、始めなかった人とでは老後の蓄えに大きな差が生まれます。年金が当てにできない可能性があるからこそ、若いうちから少しずつ資産運用をしていく必要があるのです。
不動産投資は、20代から始める資産運用の中でも特におすすめです。学ぶべきことは多いものの、実際の管理などは不動産会社がほぼ行ってくれるため手間がかからず安定した収入を得られます。
まずは不動産投資のセミナーに参加をして、不動産投資とはどういうものかを学んでみましょう。