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不動産投資を始める人が「団体信用生命保険」に加入するべき3つのメリット

不動産投資を始める人が「団体信用生命保険」に加入するべき3つのメリット

「不動産投資は生命保険の代わりになる」という考え方が不動産投資を始める人に注目を集めています。

不動産購入のために住宅ローンを利用する際、「団体信用生命保険」に加入していれば、契約者に万が一の事があってもローンの残債を肩代わりしてもらえるため、家族はローンなしで不動産を引き継ぐことができます。

今回は団体信用生命保険について、不動産投資と絡めながら分かりやすく解説していきます。

不動産の購入時には団体信用生命保険に加入するのが一般的

団体信用保険(国信)の仕組み

住宅ローンを利用して不動産を購入する場合、団体信用生命保険に加入するのが一般的です。

【団体信用生命保険に加入する理由】
  • ・住宅ローン返済期間中、契約者が死亡などして支払いできなくなる事態に備えるため
  • ・殆どの金融機関が団体信用生命保険への加入を住宅ローン利用の必須条件としているため

住宅金融支援機構によると、平成26年度の1年間に、団体信用生命保険で9,508件の支払いが発生しました。これは全加入者の約1/160となるそうです。つまり、1年で加入者全体の160人に1人が何らかの事情でローンの支払いを継続できなくなり、団体信用生命保険のお世話になった、ということです。

住宅ローンを長期間に渡り返済するのであれば、団体信用生命保険に加入を望む人が多いのも頷けます。

団体信用生命保険は契約者死亡の場合などにローン残高を肩代わりしてくれる仕組み

そもそも、団体信用生命保険とはどういった保険なのでしょうか。

団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が契約中に死亡、または高度障害状態(常に介護を必要とする状態など)となり、支払いができなくなった場合に、ローン残高を肩代わりしてくれる保険です。略して「団信」とも呼ばれます。

住宅ローンの返済期間は数十年の長期に渡ることがほとんどです。この間、大病を患ったり事故に遭ったりして、死亡あるいは高度障害状態となり働くことが困難になることは誰にでも考えられます。

ローン契約者に万が一の事態が起きても、残された家族が多額の住宅ローンを背負うというリスクを回避できるのはとても心強いことです。大きなリスクに備えたいのは金融機関も同じで、ほとんどの金融機関では団体信用生命保険に加入することを必須条件としています

ただし、住宅金融支援機構が提供する「フラット35」では、団体信用生命保険への加入を任意としています

5種類の団体信用生命保険とその保障内容

団体信用生命保険には、死亡・高度障害だけではない特約付きの保障など様々な種類があります。代表的なものとしては下記の5つが挙げられます。

【団体信用生命保険】

  • 死亡
  • 高度障害

【ガン保証特約付団体信用生命保険】

  • がん

【3大疾病保障特約付団体信用生命保険】

  • 3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)

【8大疾病保障特約付団体信用生命保険】

  • 3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)
  • 5疾患(糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性膵炎・慢性腎臓病)

【ワイド団信】

  • 糖尿病や肝機能障害などで団信に加入できない人でも加入できる(※必ず加入できるわけではない)

死亡・高度障害の保障が必要なのはもちろんですが、がんになった場合にも治療期間中は収入減少が考えられるため、特約を付けると安心です。

国立がん研究センターが2015年の死亡データに基づいて累積生涯がん罹患リスクを推定したところ、男性は25%、女性は16%という結果が出ています。男性で4人に1人、女性で約6人に1人もの人が、がんで死亡すると推定されます。こういった現状から、がんにも備えておきたいと考える人が増えています。

ほかにも疾病のリスクが心配な人は、「3大疾病保障特約付団体信用生命保険」や「8大疾病保障特約付団体信用生命保険」を選ぶこともできます。ここで注意しなければいけないのは、団体信用生命保険は特約を後から付けることができないということです。「やっぱり特約が必要だった!」と後悔しないために、事前に必要な特約をしっかり検討して選択するようにしましょう。

団体信用生命保険に加入するべき3つのメリット

3つ

住宅ローンを組む際に安心材料となる団体信用生命保険ですが、その主なメリットは次の3つです。

【1. ローン契約者が死亡した場合にローンの返済義務がなくなる】

ローン契約者が死亡、或いは高度障害などでローンを返済できなくなった場合に、ローンの返済額をまるまる肩代わりしてもらえるため、家族にローン返済の負担をかけることがありません。

【2. 家族に遺産として住居を残せる】

ローンなしで住宅を残せるため、家族が住む場所に困ることがありません。また投資用物件であれば家族が引き続き運用することもでき、家族の収入源を残せます。

【3. 住宅ローンの残債がなくなり、税負担が増えない】

生命保険の場合は死亡保険を受け取ると一時所得として税金を支払う義務が発生します。しかし、住宅ローンの残債がなくなるだけなので税金は発生しません。いざというときに余計な税負担がないことは大きなメリットと言えるでしょう。

団体信用生命保険と通常の生命保険の違い

では、団体信用生命保険と通常の生命保険の違いを見ていきましょう。双方は大きく下記の特徴が異なります。事情があり団体信用生命保険に加入できない方では住宅ローン相当の生命保険に加入する場合もあります。

【団体信用生命保険】

特徴……保険契約者が死亡(高度障害状態)の際に住宅ローンの残債を肩代わりしてくれる

支払い方法……ローンの金利に上乗せされ、ローン返済額の中に保険料が含まれる

加入方法……金融機関で住宅ローンの申込時に一緒に加入手続きをする

支払・保障期間……あらかじめ定められた完済年齢から本人の年齢を引き、返済期間を決める ※保証期間は返済期間と同じ

【通常の生命保険】

特徴……保険契約者が死亡の際に保険料が現金で支払われる

支払い方法……保険料は口座引落かクレジットカードでの支払い

加入方法……生命保険会社の店頭やインターネットで加入

支払・保障期間……定期保険や終身保険など保険料を支払う期間は様々

団体信用生命保険は不動産投資を生命保険代わりに利用したい方にオススメ

上記で説明したように、団体信用生命保険は下記のような人にオススメです。

  • ・万が一の時に住宅ローンをゼロにして家族に住宅を残したい人
  • ・いざという時に家賃収入のあるアパートなど収益となる物件をローンなしで家族に残したい人
  • ・不動産投資で得られるメリットに生命保険の要素を望む人

一家の大黒柱に万が一の事があった場合にも、住宅という現物資産が残ることで家族の暮らしが保障されるのは心強いですね。「不動産投資を始めたいけれど迷っている」という人は、住宅ローンを組む際に団体信用生命保険に加入することで、いざという時の生命保険代わりにもなることを考慮してみて下さい。

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