はじめての不動産投資
家計を立て直して資産形成をスタート!ライフスタイルの具体的な見直し方法を紹介
アドバイザーお金家計の見直し
人生100年時代と言われるこのご時世、「資産形成」の必要性は年々高まっています。なんとなくで毎月過ごしてしまっているようでは、将来のための資産形成が難しいことがあるかもしれません。
当記事では、下記画を見直して資産形成をスタートさせる方法を紹介していきます。スグにできることばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
人生でかかるお金はいくら?100年時代を生きるために必要な総額は〇〇円!?
「人生100年時代」が到来し、長期化する老後に備えるためにも、資産計画の見直しが求められています。
人生にかかる総額は一世帯当たり3億円とも言われ、貯蓄だけで資金計画を立てるのは不可能です。老後の夫婦に最低限必要な生活費として月28万円、さらに余裕のある暮らしをする場合は、月35万円が必要と言われています。
年金や、積立貯金などで資金計画を立てても、これには到底届きません。
だからこそ、ライフプランから家計を見直して不動産投資といったミドルリスク・ミドルリターンの投資などで資産形成することが必要なのです。
貯蓄だけでは不安!安心して老後を過ごすには、資産形成を始めることが重要
老後を安心して過ごすためにも、今こそ「投資」を利用して資産形成をしましょう。
とはいえ、いきなり資産形成のために「投資」をと言われても身構えてしまいますよね。投資は、信頼のおけるアドバイザーの元で行えば、むやみに怖がるものではありません。その為にも投資とはどのようなものなのか、きちんと実態を知る必要があります。
投資方法には大きく分けて3つの種類があります。
ハイリスク・ハイリターン …… 株式投資、FXなど
ミドルリスク・ミドルリターン …… 不動産投資など
ローリスク・ローリターン …… 外貨預金、保険など
ローリスク・ローリターンの外貨預金などだけでは、資産形成のうえではあまり大きな成果は見込めません。そのため、初心者が資産形成のために行う投資としては、ミドルリスク・ミドルリターンの投資が候補にあがり、その候補の筆頭に不動産投資などがあります。
不動産投資は、リスクをある程度抑えながら資産運用ができる投資方法です。
ちなみにミドルリスク・ミドルリターンの投資方法とはどのようなものかと言うと、短期間で2倍以上の利益を上げることはないものの、ある程度の期間で投資資本に対しての見返りを期待することできる投資方法です。
不動産投資をする場合、投資資金はどこから調達したらいいのでしょうか。融資を受けるにしても、自由度の高い余剰金があるにこしたことはありません。まずは、家計を見直して資金計画を立てることで、投資資金を準備しましょう。
下記のシミュレーションを参考に、家計を見直してみましょう。
資産形成を行うには、まず家計の見直しから!見直しポイント7つ
資産形成のファーストステップとして行うこと、それは家計の見直しです。
7つのポイントに分けて家計を細かく見ることで、どのようなところに資産運用に回せる資金があるのかが浮き彫りとなります。
以下、それぞれの項目について詳しく解説しました。
前半は固定費である住居費、保険費、通信費、教育費を、後半は変動費である食費、交際費、そして貯蓄費の順で見ていきましょう。
1.住居費
家計の見直しをするうえで、固定費の見直しはマストです。その中でも固定費の大きな割合を占める住居費を見直すことで、毎月数万円単位で節約することが可能となります。
駅近の賃貸ですと賃料も上がりますが、これを徒歩15分以上の物件にするだけでひと月数万円の差がでることもあります。
思い切って家賃12万円の物件から家賃10万円の物件に引っ越すことで、月2万円の差額がでます。年間にすると24万円の差額になり、仮に10年間住んだ場合は240万円もの差額となるのです。
最初の数年は引っ越し代があるので削減の幅が小さいように思いますが、1~1年半ほどで引っ越し代は家賃の差額分で元を取ることができます。
この家賃の差額が大きければ大きいほど、資産形成の資金として回すことができるお金も大きくなります。とくにお子さんがいる場合は、幼稚園や小学校に上がる前が住居費を見直すチャンスです。
2.保険費
就職や結婚と同時に保険に加入したものの、その後一度も見直していないという人が多いのではないでしょうか。
契約時に、担当者の勧めるままに加入をしてしまう人も多いと思います。この機会に一度、保険の契約内容を見直しましょう。
20~30代は、結婚や出産などライフステージが目まぐるしく変わります。ライフステージが変わったにも関わらず、自分の現状に合っていない保険に加入したままでは費用やプランが適切でありません。不要な特約などは見直しましょう。
3.通信費
通信費は、今や大きな見直しがしやすい項目です。格安スマホに乗り換えるなどで、基本料金を大きく下げることができます。
もちろん格安携帯の場合、通信速度が不安定なものが多く通話料も無料通話時間を超えると大手携帯会社より高い傾向にあります。
LINEなどの無料通話を使って利用できれば通話料は気になりませんが、仕事で携帯通話が必要な場合、LINEで仕事相手にかけるわけにはいきませんので、自分の利用状況と良く照らし合わせることが必要です。
また携帯電話を格安携帯に変えなくても、通信量を見直すことで節約につながる場合も。通信量としては毎月2GBしか使っていないにも関わらず、最初に契約をしたままの5GBになっていることもありますので、まずは契約の見直しをしてみましょう。月額の利用料金を1000~1500円程下げることが可能です。
4.教育費
教育費は、子どもの未来への投資です。削減を考える場合には、慎重に行わなければなりません。
私立へ通わせるか公立へ通わせるかでも、大きく教育費は変わりますが、学校によっては大学への進学率なども大きく左右する場合がありますので、夫婦、親子間での話し合いが必要です。
また、塾や習い事などの費用が家計に影響を及ぼしている場合は、子どもがあまり興味をもっていない習い事などは、無理に続けなくてもいいでしょう。
5.食費
総務省が2019年に発表した「家計調査」では、二人以上の世帯のうち毎月の食費は8月期で8万5996円。平均して毎月8万円弱という結果でした。
家族構成によって多少の増減額はありますが、この食費の3割を占めるのが外食とお惣菜です。週2回していた外食を週1回にするだけでも、週にして数千円の節約になります。
また食費については食材を使い切ることで、無駄な食費を省くことが可能です。野菜などは高騰することが多く、安く売っているとつい財布の紐が緩み余計に買い込んでしまうこともあるでしょう。
そこをグッとこらえて、作り置きや冷凍保存ができる範囲の必要な分を購入し使い切ることで、余計な食材を買わなくなり節約になります。
さらには、食費を「食材」「惣菜」「嗜好品」「外食」など細かく分けて家計簿などで視覚化することで、何にどれくらいの金額がかかっているかが分かり、資産運用するための費用捻出へとつながります。
6.交際費
交際費は、変動費の中でも節約が難しい項目です。付き合いで突発的に発生することもありますが、ある程度ライフイベントや、その月のイベントなどを予測して交際費を決めておくことが大切です。あらかじめ金額を決めておくことで、無駄な交際費が減ります。
多少は決めた金額より使いすぎることがあっても、予想金額があることで抑止力が働き使いすぎてしまうことを防ぎます。
7.貯蓄費
貯蓄費は、家族形成によっても変わります。独身時代は月収の3割ほどを貯蓄に回せていても、結婚後は教育費など支出も多くなるため月収の2割ほどになる家庭が多いでしょう。
また、貯蓄費の全額をただ銀行に預けておくだけでは、金利も低いためあまり賢い方法とは言えません。
貯蓄分をバランスよく分割して資産運用に回し、お金が働いてくれる仕組みづくりをしましょう。
家計見直しシミュレーション
ここでは、各年代家族構成別に家計のシミュレーションを掲載し、資産形成に回せる費用の捻出方法について解説をします。自分のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。
さらに自分に合った詳しい内容のシミュレーションが知りたい場合は、FPや不動産投資アドバイザーに相談してみることをオススメします。
30代 手取り30万円(夫:30万、妻:専業主婦) 既婚 子ども一人
1.住居費 10万5000円
2.保険費 2万円
3.通信費 2万円
4.食費 5万円
5.交際費 2万円
6.教育費 5万円
7.貯蓄費 1万円
その他 水道光熱費、雑費など2万5000円
Aさんの場合、私立幼稚園にお子さんを入れていることと、それに付随する習い事が多いため、教育費が突出しています。幼稚園生ですと、まだ気分でその習い事に行きたくないのか、それとも本当に嫌なのかが判断しづらいですが、本当にその習い事は必要なのか考える必要があるでしょう。
幼稚園のママ友とのお付き合いで始める習い事もあるかと思いますので、家計と付き合わせて今一度考えてみることをオススメします。
また通信費も、旦那様と奥様(専業主婦)二人で2万円とのことですが、奥様の通信費を格安スマホに見直すと良いでしょう。月1万円の通信費が2000~3000円程に抑えられ、それだけでも7000円ほど貯蓄に回せます。
教育費から習い事を一つ辞めれば8000円程、携帯を格安携帯に変えれば7000円程抑えることができ、1万5千円程度貯蓄費に回せます。保険料も掛け捨てタイプのものに見直すなどすれば、節約することが可能です。
上記の3点を見直せば、貯蓄費を3万円にすることができ、資産形成のための資金としても活用できます。
30代 手取り45万円(夫:30万 妻:15万) 既婚 子ども二人
1.住居費 13万円
2.保険費 4万円
3.通信費 2万5000円
4.食費 10万円
5.交際費 3万円
6.教育費 6万円
7.貯蓄費 5万円
その他 水道光熱費、雑費など4万円
夫婦共働きの家族で、子どもが二人とも就学前の為、奥様は時短勤務で働いています。教育費は私立幼稚園(預かり保育も利用)の月謝のみです。
この中で見直すべきは、保険費と通信費、そして食費となります。
保険費は、死亡時に受け取れる保険金額を見直すことで、保険費を削減することができますし、もしも病気やケガの治療に、健康保険や高額療養費制度、貯蓄などでまかなえるようでしたら、不要な特約などを外すことが出来ます。
通信費も二人で2万5千円なので、どちらか一人だけでも格安スマホに変更ができないか検討してみましょう。難しい場合は、スマホのプランをコマメに見直すことで月数百円程度ですが、節約することも可能です。
また、食費についてはちょっとした生活習慣の見直しで、無駄なお金を使わないようにすることができます。ついつい仕事前にカフェでコーヒーを買っていたり、自動販売機で飲み物を購入するなどを見直してみましょう。家からコーヒーをタンブラーに入れて持ってくるだけでも、節約することは可能です。また、コンビニで購入していたランチを週2回ほど弁当に置き換えるだけでも、食費を1か月数千円節約することができ、資産運用に回すことができます。
20代 手取り23万円 未婚 子どもナシ
1.住居費 7万円
2.保険費 1万円
3.通信費 1万円
4.食費 9万円
5.交際費 2万円
6.教育費 なし
7.貯蓄費 1万円
その他 水道光熱費、雑費など2万円
都心の一人暮らしの場合、家賃7万円のワンルームマンションであれば平均的な住居費と言えますが、少し駅から距離のある家に引っ越すだけでも1万円ほど家賃が安くなる場合も十分にあります。
健康維持のためにも、駅近ではなく徒歩15分以上の物件に引っ越すことで貯蓄費用の捻出が可能です。
また、食費の9万円は酒代をのぞいた食費だけでも5万円。昼食、夕食ともに外食だとこれだけかかるのも納得ですが、節約と健康のために週2日ほどお弁当作り、休肝日を決め実行しましょう。
保険費は守る家族がいるわけではないため、死亡時受取金よりは病気などに備え、給与保証のあるタイプなどで検討しましょう。就業不能保険は月々数百円台からあるので、保険料は半額以下にすることも可能です。
20代の独身時代は、貯蓄が一番しやすい時期です。
この時期から貯蓄を増やし、資産運用をすることで将来に大きく備えることができます。20代から行える不動産投資もあるので、今一度将来のことについて考え、不動産投資セミナーやマネーセミナーなどに参加してみましょう。
資産形成の方法はいくつもある!自分に合う方法を知るためにはセミナーがオススメ!
家計を見直すことで、資産形成の費用を捻出することは十分に可能です。では、実際に資産形成を行ったうえでチャレンジできる投資方法にはどんなものがあるのでしょうか。
NISAやiDeCo、外貨預金、FX、不動産投資などがありますが、不動産投資だけでもワンルームマンション投資、アパート1棟への投資、さらには投資する物件を中古にするか新築にするかなど様々な投資方法があります。
まずは自分の将来設計に合った投資方法を知るためにも、様々なセミナーに参加してみましょう。
セミナーではプロの投資アドバイザーやそれぞれの投資専門の講師が、経験と実績に裏打ちされた最新の投資方法について、初心者にも分かりやすく説明してくれます。
ただ各セミナーともに、アドバイザーによっては偏った意見の人もいますので、初心者の人は必ず複数のセミナーに参加するようにしましょう。
マネーセミナーや不動産投資セミナーなどに積極的に参加しよう
セミナーの中でも、税理士やFPの話が聞けるマネーセミナーや不動産投資のプロの話を聞くことのできる不動産投資セミナーには積極的に参加しましょう。
マネーセミナーでは、講師の経歴や実績、セミナーの内容などをしっかり確認してから参加することで、自分のライフプランの参考にすることができます。
個別面談ですと、実際の自分の家計データを使って説明してくれるので、ライフプランをより自分のものとして実感することができます。
不動産投資セミナーにおいては、無料で開催されているものも多く、定期的に不動産投資セミナーや個別面談が実施されています。
不動産投資セミナーの魅力は、不動産投資のプロから直接話が聞けることや、最新の情報やデータなどを初心者にも分かりやすく解説してもらえることです。個別面談では、不動産投資をするための資金計画や家計の見直し方も一緒に考えてくれます。
複数の不動産投資会社のセミナーや、マネーセミナーに参加することで、現在の投資における状況や最新のトレンドが見えてきますよ。
資産形成を始めるときはライフプランも同時に考えよう
目標を定めずに行う投資は破綻を招きます。自分が将来どのような生活を送りたいのかなど、ライフプランをしっかりイメージすることで資産運用の目的が明確になるのです。
ライフプランを自分一人で考えるのには限界があるので、プロの不動産投資アドバイザーなどの力を借りて、より良いライフプランを立てましょう。
人生100年時代を生き抜くために、まずはプロの力を借りて家計を見直す小さな1歩から始めることが、資産運用を成功させる秘訣なのです。
ライフプランの相談も不動産投資アドバイザーにしてみよう
不動産投資アドバイザーはお金の相談にとても強いです。自分で気づかなかったムダやキャッシュフローも明瞭にしてくれます。
家計の見直しや保険の見直しも兼ねて、不動産投資アドバイザーに相談してみましょう!